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素晴らしいエクササイズ

     私はアベル・カルレバーロのもとで学んだ時に、どうやって自 分に効果のあるエクササイズを作るかを教わりました。彼は「伝統的なエクササイズ」には欠陥があると考えていました。奏者自身がそのエクササイズが何を改 善するために作られているのかを知るべきだと考えていたからです。さらに練習曲は身につけたいと思っている特定のテクニックに重点を置いてはおらず、焦点 をぼやかせ、効果を半減させてしまうのです。
カルレバーロは「自分のエクササイズを作れ」というコンセプトを発展させ、それを信条にしていました。私や他の生徒が、
「これはどうやって克服したら・・・?」
と尋ねた時の答えはいつも同じでした。
エクササイズを作りなさい」(この「作る」がポイントです)。
例えば、曲の中に難しいパッセージを見つけたら、その障害だけ取り出して、それを克服する技術を発達させるエクササイズを作るのです。
カルレバーロと作ったいくつかのエクササイズは伝説的です。テクニックの本質的な側面をカバーしており、手の筋肉組織を鍛えたり、共時性を改善し姿勢を正します。
各エクササイズには、正確に従うべき説明をつけます。もし正しく行なわないと長所どころか、欠点を手に入れるハメに陥ってしまうでしょうから。
ミスしない速度で非常にゆっくり練習するのが基本ルールです。忘れないでください。あなたは「ギター研究室」にいて、その大事な仕事は各要素を正確に結合させて、最終的に目標とする結果を得ることなのです。
将来的には、マスタークラスで指導しているレパートリーと関連性の強いエクササイズのリストを作るつもりです。困難の度合いで並べるのではなく、 初心者とプロフェッショナルの両者が取り組める形になるでしょう。そのうちに、ごく少量を弾き始める前に常にやるようになるでしょう。すぐに集中できて ウォームアップにもなるからです。
これらのエクササイズを弾く時はメトロノームの使用を勧めます。テンポは徐々に上げてください。
 

 

エクササイズ1:

左手を強くし、協働性を高める。重音の上行スラー(ハンマー・オン)
助言:

-1  このモデルを指板に当てはめるとき、1指、2指で雑音を出してはなりません
-2  赤点はスタッカートを意味しています。
-3  音符の上に記されたは、その音を強調せねばなりません。
-4  肘は下げたままで、弦を押えるために手首を曲げます。

分析

重音の上行スラー(ハンマー・オン)
ビデオ 1:
エクササイズ 1

分析:

モデルを6弦と4弦で弾いたら、つぎに5弦と3弦、4弦と2弦、3弦と1弦に移っていきます。折り返して最低弦まで戻った ら、2フレットに移動します(1・2指を持ち上げる時に、雑音を出さないように)。こうして、1指と3指が7フレットに達するまで続けなければなりませ ん。痛みを感じたら5秒間静止して、それから休息をとります。痛みは、その部位の筋肉から乳酸が作られているからです。痛みが消えないうちは弾いてはいけ ません。

..
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エクササイズ 2:

1指での置き換えと正確な音の押さえ
助言:

このエクササイズは、指板上での左手指の置き換え/代用をマスターする強力なツールです。左手で雑音を出さず、また手と腕をずっと同じ姿勢で保って行なえば、効果があります。ポジションとフレットの異なる同音に慣れていくでしょう。一度に2音しか使っていませんから。
指の置き換え

ビデオ 2:
エクササイズ2

分析:

最初の譜例が、ずっと繰り返すモデルです。順々に7フレットまで上がって、また戻ります。最後の音は、直前の 音と同じにするか、5弦開放のイ音(A)のどちらかにします。このエクササイズを通じて、異なるポジションにある同じ音の名前を覚えてください。また雑音 を伴わない他の指の1指での置きかえをマスターしてください。スピードは徐々に上げること。

Asunción, Tuesday September 18th 2007

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エクササイズ 3:

縮小を伴う2重スラー;左手の反応と強さのために。
助言:

このエクササイズは1番に似ていますが、左手の、より正確な反応が求められます。腱はさらに絡み合い、その結果筋肉が混乱するからです。雑音を生 じないようにコントロールを利かせ、痛みを感じるまで続けます。「反応」とは、命令に対していかに正確に素早く指を従わせられるかということです。
エクササイズ3
ビデオ 3:
エクササイズ3

分析:

バリエーションとして、エクササイズ1と同じリズムを使ったり、問題を感じるリズム・パターンを使ってみるのもよいでしょう。

Asunción, Thursday September 20th 2007

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エクササイズ 4

バレを伴うスラー
助言:

このエクササイズは、バリオスの『フリオ・フロリダ』の譜表17に触発されて作りました。バレは大概、手を硬くするので、2指・4指のスラーを行 なうの必要な機敏さを奪ってしまいます。ですから腕を使ってスラーを行なうのです。初めにコードを弾き、次にスラー(ハンマー・オン/プリング・オフ)を できるだけ大きな音でゆっくりと行ないます。そうしたらすぐに、力をぬいて左手を浮かせ、3フレットのバレへ移ります。1フレットまで行ったら、また4フ レットまで戻ってきます。

エクササイズ4

前腕

ビデオ 4
エクササイズ4

分析:

7フレットまで上がって戻るのもよいでしょう。練習中は前腕の腱と筋肉に意識を集中してください(上図)。このエクササイズは素早くウォームアップするのに最適です。けれどもすぐに痛みを生じますので、リラックスしてください。約3分間は続けましょう。

Asunción, Tuesday September 25th 2007

エクササイズ5:

左手の素早い、正確な配置替え
助言:

このエクササイズは非常に困難です。非常に正確に、雑音を生じることなく弾かねばなりません。これが主目的ですから、もしこの通りできなければ、100%失敗なのです。
メトロノームは66か、それ以下にセットして始めましょう。そして最終的には80まで上げます。
6弦で行なうのは、三角筋(図参照)の関与が一番大きく、また簡単に雑音を生じるので、誤った動きをすぐに発見できるからです。1拍に1音の割合 (8分音符を4分音符に読み換える)で始めてもよいし、私のように1拍に2音(8分音符2つ)で始めても結構です。ついにポジションを瞬間的に変えねばな らなくなると、そこの留まらせようとする別の力が働きだします。


エクササイズ5
5a
 

ビデオ5:
Exercise 5

分析:

このエクササイズは、6,5,4弦だけで十分です。肩の働きに意識を向けましょう。

Asunción, Tuesday October 16th 2007

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